10/100BASE-TX対応 Ethernet コントローラ
USB2.0 (Full-Speed対応) コントローラ搭載
16ビット PIC 通信端末用CPUボード
.NET Framework 4 通信ライブラリ/C#サンプル付属
KNPICC30
  1台~ 8,800円
 10台~ 8,300円
100台~ 7,200円
(消費税込, 送料別)
2012年2月発売予定
KNPICC30は、マイクロチップ社製ハーバート アーキテクチャ 16ビット CPU PIC24FJ256GB108 (16MHz)を搭載した通信端末用CPUボードです。 10/100BASE-TX対応EthernetとUSB2.0 (Full-Speed対応)コントローラを搭載しており、PCから制御できます。 Ethernet コントローラ (ENC424J600)とCPU 間は、8Bit-PMP (Parallel Master Port)で接続 されており、高速なデータ通信を実現します。 Macアドレスは、事前にグローバルアドレスがプリセットされており、設定/変更する必要がありません。 RS232Cライン レシーバ/トランシーバを各2チャンネル搭載し、最大2チャンネルのRS232C通信が可能です。デジタルI/Oポートを16本、AD変換器 (10-Bit 500ksps)を6チャンネル搭載しています。 CPUの各端子は、ビニール・コネクタとピンヘッダーに接続されており、外部基板との接続、拡張基板の製作が容易です(RS232Cを除く)。
開発工数を大幅に削減可能
KNPICC30には、.NET Framework 4 通信ライブラリ/C#サンプル プログラムとPIC通信ファームウェアが付属しています。 付属のライブラリを使用することでKNPICC30用のPICファームウェアを新たに開発することなくNET Frameworkアプリケーションを作成するだけでPCからKNPICC30の機能 (LED, SW, RS232C, デジタルI/Oポート, AD変換器)を制御できます。 通信ライブラリとして、 HID USBライブラリWinUSBライブラリUDPネットワーク ライブラリ が用意されており、用途に応じて使い分けることができます。
ハードウェアの特長 ライブラリ ソフトウェアの特長
  • 10/100BASE-TX Ethernet搭載
  • USB2.0 (Full-Speed対応) 搭載
  • RS232Cポート× 2
  • デジタルI/Oポート× 16 (Max 24*)
  • AD変換器入力 × 6
  • DIP SW ×2
  • LED ×3 (電源 1、ポート 2)
  • ビニール・コネクタとピンヘッダーを装備**
  • グローバルMacアドレスをプリセット済み
  • CPUとLAN ICはパラレル接続
  • 外形: 95×70 mm (突起物を除く)
UDP ネットワーク ライブラリの特長
  • TCP/IPと同等の信頼性: KNPICC30ネットワーク ライブラリは、UDP通信を使用して、ホスト(PC)とKNPICC30間の通信を行います。 UDP通信は、軽量で高速なプロトコルですが、UDP自身は通信の信頼性(送達確認、到着順序の保障、再送処理)を担保していません。 TCP/IPと同等の信頼性を確保するために、ライブラリ内で、送達確認、到着順序の保障、再送処理を行っています。 これにより、TCP/IPと同等の信頼性で、高速かつ透過性の高い(アプリケーションから通信の状況を把握しやすい) コネクションレスの通信プロトコルを実現しています。 一般のプロトコル スタックでは、アプリケーション側からプロトコル スタック内部の再送回数やエラーの詳細な原因等を知ることはできません。 KNPICC30のライブラリのプロトコル スタックは、これらの情報をアプリケーションに提供することができ、アプリケーション側で高度な通信品質の管理を行うことができます。
  • コネクションの確立: UDP通信は、コネクションレスの通信プロトコルですが、KNPICC30ネットワーク ライブラリは、 KNPICC30がネットワーク上に存在することをホスト(PC)に自発的に通知することができます(KNPICC30起動時、または、DHCPでIP取得時)(アナウンス通信)。 また、そのホスト(PC)は、そのKNPICC30を認識したことをKNPICC30に通知することができます(ディスカバリ通信)。すなわち、両者が互いの存在を確認し合うことができます。
  • 双方向通信: ホスト(PC)側は、KNPICC30の機能 (LED, SW, RS232C, I/Oポート, AD変換器)を制御することができます(コントロール通信)。 また、KNPICC30側からも、KNPICC30の状態変化イベント(RS232C受信, I/Oポートの変化, AD変換完了)を自発的にホスト(PC)に通知することができます(イベント通信)。
  • ネットワーク経由でプログラムダウンロード: ファームウェア側には、HID(USB)、およびUDPブートローダが内蔵されており、USB経由で、または ネットワーク経由で、ファームウェア プログラムの更新ができます。
コネクションの確立 ブートストラップ
UDP ネットワーク ライブラリのAPI .NET Framework 4
PCからKNPICC30を制御:
制御メソッドを実行し、制御パケットをKNPICC30に送信します。KNPICC30から応答パケットが返されると通信完了イベントが発生し、アプリケーションに通知します(非同期通信)。
 
KNPICC30から状態変化をPCに通知:
KNPICC30からの状態変化通知パケットを受信すると、状態変化イベントが発生し、アプリケーションに通知します。アプリケーションのコールバック処理が完了したら、応答パケットをKNPICC30に送信します。
UDP 制御メソッド (コントロール通信)
Resetリセットします。
Bootユーザー プログラムを起動します。
ReadProgramユーザー プログラムを読み込みます。
WriteProgramユーザー プログラムを書き込みます。
ReadUdpDescriptorUDP通信設定情報を読み込みます。
WriteUdpDescriptorUDP通信設定情報を書き込みます。
WriteLEDLEDを設定します。
ReadLEDLEDの状態を取得します。
ReadSWSWの状態を取得します。
WriteIOConfigIOポートの構成を設定します。
ReadIOIOポートからデータを読み取ります。
WriteIOIOポートにデータを書き込みます。
WriteSerialConfigシリアル ポートの構成を設定します。
OpenSerialシリアル ポートをオープンます。
CloseSerialシリアル ポートをクローズます。
WriteSerialシリアル ポートからデータを送信します。
ReadSerialシリアル ポートで受信したデータを取得します。
WriteADCConfigAD変換器の構成を設定します。
ReadADCADCデータを読み取ります。
WriteHeartBeatハートビート通信機能を設定します。
ReadDeviceConfig設定情報 (LED, SW, RS232C, IO, ADCの設定状態) を一括取得します。
ReadDeviceStatistics統計情報を取得します。
ClearDeviceStatistics統計情報をクリアします。
UDP 状態変化通知イベント (イベント通信)
EventIOReceivedIOポートの状態変化イベントを通知します。
EventSerialReceivedシリアル ポートのデータ受信イベントを通知します。
EventADCReceivedAD変換データの取得イベントを通知します。
EventHeartBeatReceivedハートビート通信受信イベントを通知します。
UDP ブロードキャスト系メソッド (ディスカバリ通信)
SendDiscoveryDiscoveryパケットを送信します (KNPICC30の検索、コネクションの確立)。
BroadcastResetネットワーク上の複数のデバイスをリセットします。
HID / WinUSB ライブラリのAPI .NET Framework 4
HID ライブラリ は、専用USBドライバをインストールする必要がなく、容易に使用できますが、 通信速度が 64Kbyte/S に制限されます (インターラプト転送)。 HIDライブラリの機能は、LEDの設定、SWの取得、I/Oポートの制御、ユーザープログラムの書き込み/読み込み, UDP通信設定の書き込み/読み込みに限定されています。
WinUSBライブラリ は、WinUSBドライバを使用して、パソコンとKNPICC30間の通信を行います。 Microsoft Corporationが提供するWinUSBドライバをインストールする必要があります。 WinUSBライブラリは、HIDライブラリと比較してより高速な通信速度が期待できます (バルグ転送)。 WinUSBライブラリを使用すると、LEDの設定、SWの取得、および RS232C、I/Oポート、AD変換器を制御することができます。
PCからKNPICC30を制御:
制御メソッドを実行し、制御パケットをKNPICC30に送信します。KNPICC30から応答パケットが返されると通信完了イベントが発生し、アプリケーションに通知します(非同期通信)。
HID 制御メソッド
Resetリセットします。
Bootユーザー プログラムを起動します。
ReadProgramユーザー プログラムを読み込みます。
WriteProgramユーザー プログラムを書き込みます。
ReadUdpDescriptorUDP通信設定情報を読み込みます。
WriteUdpDescriptorUDP通信設定情報を書き込みます。
WriteLEDLEDを設定します。
ReadLEDLEDの状態を取得します。
ReadSWSWの状態を取得します。
WriteIOConfigIOポートの構成を設定します。
ReadIOIOポートからデータを読み取ります。
WriteIOIOポートにデータを書き込みます。
WinUSB 制御メソッド
Resetリセットします。
Bootユーザー プログラムを起動します。
WriteLEDLEDを設定します。
ReadLEDLEDの状態を取得します。
ReadSWSWの状態を取得します。
WriteIOConfigIOポートの構成を設定します。
ReadIOIOポートからデータを読み取ります。
WriteIOIOポートにデータを書き込みます。
WriteSerialConfigシリアル ポートの構成を設定します。
OpenSerialシリアル ポートをオープンます。
CloseSerialシリアル ポートをクローズます。
WriteSerialシリアル ポートからデータを送信します。
ReadSerialシリアル ポートで受信したデータを取得します。
WriteADCConfigAD変換器の構成を設定します。
ReadADCADCデータを読み取ります。
ReadDeviceConfig設定情報 (LED, SW, RS232C, IO, ADCの設定状態) を一括取得します。
ReadDeviceStatistics統計情報を取得します。
ClearDeviceStatistics統計情報をクリアします。
ウェブ サーバー ファームウェア サンプル C30 FirmWare
KNPICC30が Web Server として動作します。
ウェブブラウザ(IE、Chrome、Firefox)から SW、LED、IOポートの制御、AD変換データの取得が可能です。 このファームウェアは、Microsoft Corporationが提供するAJAXを使用しており、ブラウザから常にKNPICC30をポーリングし、リアルタイムでKNPICC30の状態を表示することができます。 また、IOポートの状態変化を電子メールで通知することができます閾値を設定しAD変換データが閾値より上がった(下がった)場合に電子メールで通知することもできます。 このファームウェアは、マイクロチップ社が提供するサンプル ソースコードをKNPICC30用にカスタマイズしたのもです。 このファームウェアの Cソースコードが公開されています。マイクロチップ社が提供するMPLAB IDE を使用して、このファームウェアをカスタマイズすることができます。
パンフレット
■ KNPICC30製品概要 PDF    
■ KNPICC30 UDPネットワークライブラリの特長 PDF    
■ KNPICC30 HID /WinUSB ライブラリのAPI PDF    
■ ご使用になる前に PDF    
ハードウェア マニュアル
■ KNPICC30ハードウェア マニュアル PDF HTMLHELP  
■ KNPICC30ファームウェア マニュアル PDF HTMLHELP  
■ KNPICC30回路図 PDF    
ライブラリ マニュアル
■ UDPライブラリ マニュアル PDF HTMLHELP  
■ WinUSBライブラリ マニュアル PDF HTMLHELP  
■ HIDライブラリ マニュアル PDF HTMLHELP  
サンプル プログラム .NET Framework 4
■ UDP DEVICE MANAGER PDF HTMLHELP C#SRC(VS2010)
同時に複数のKNPICC30を管理できるMDI形式のUDPアプリケーション。
プログラムのダウンロード/通信設定、SW/LED/RS232C送受信/IOポート/AD変換器の制御が可能。
イベントとして、RS232C受信データ/IOポートの変化/AD変換データを受信可能。
KNPICC30内蔵モジュールの診断機能(オーバーラン、パリティ/フレーミングエラー等を管理)
通信の統計情報を表示可能。
■ WinUSB DEVICE MANAGER PDF HTMLHELP C#SRC(VS2010)
SW/LED/RS232C送受信/IOポート/AD変換器の制御が可能なWinUSBアプリケーション。
KNPICC30内蔵モジュールの診断機能(オーバーラン、パリティ/フレーミングエラー等を管理)
高速なデータ通信が可能。
■ HID DEVICE MANAGER PDF HTMLHELP C#SRC(VS2010)
プログラムのダウンロード/通信設定、SW/LED/IOポートの制御が可能なHID USBアプリケーション。
専用USBドライバのインストール不要。
■ UDP SIO PDF   C#SRC(VS2010)
ネットワーク上のKNPICC30でRS232C通信を行うUDPアプリケーション。
このアプリケーションは、KNPICC30のRS232Cポート1がマスターになり、RS232Cポート2がスレーブになりRS232C通信を行います。
■ Win SIO PDF   C#SRC(VS2010)
USB経由でKNPICC30でRS232C通信を行うWinUSBアプリケーション。
このアプリケーションは、KNPICC30のRS232Cポート1がマスターになり、RS232Cポート2がスレーブになりRS232C通信を行います。
■ UDP DIO PDF   C#SRC(VS2010)
UDP通信で1つのKNPICC30のLED/SW/DIOを制御するシンプルなアプリケーション。
■ Win DIO PDF   C#SRC(VS2010)
WinUSBドライバでKNPICC30のLED/SW/DIOを制御するシンプルなアプリケーション。
■ HID DIO PDF   C#SRC(VS2010)
USB HID通信でKNPICC30のLED/SW/DIOを制御するシンプルなアプリケーション。
ご注意
KNPICC30 クラスライブラリ、およびサンプルプログラム内で、NET Framework 4 以前のNET Framework ライブラリを使用している場合があります。 サンプルを実行するためには、Visual C# 2010 Express(無償)をインストールしてください。実行に必要なNET Frameworkライブラリがすべてインストールされます。
ネットワークにアクセスするサンプルは、サンプルの実行ファイルをファイアーウォールの例外に追加してください。
ファームウェア C30 FirmWare
■ HIDブートローダ HEX    
■ UDPブートローダ HEX    
■ UDP通信制御プログラム HEX    
■ WinUSB通信制御プログラム HEX    
■ KnWebServerプログラム HEX HTMLHELP C30SRC
■ ユーザー プログラム領域1用リンカースクリプト GLD    
■ ユーザー プログラム領域2用リンカースクリプト GLD    
ドライバ
■ WinUSB Driver ZIP
参考資料  
■ 動作確認済みACアダプタ: GF12-US0520 / NP12-1S0523 (秋月電子通商)  
ライブラリ/ファームウェア/基板のカスタマイズ 承ります。 (有) キコ・ネット